
2025.08.27
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 今回は、前回ご紹介した福岡市東区の瓦屋根住宅で実施した、破風板(はふいた)の板金カバー工事と雨樋交換工事の様子をご紹介します。築30年の建物をこれからも安心して維持していくための、重要なリフォーム工事です。 福岡市東区|お客様のお悩みと現…

こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、築40年の瓦屋根住宅にお住まいのお客様からご相談いただいた、雨樋調査の様子をご紹介します。
雨樋の歪みにお困りとのことで早速現地で調査を行いました。
お客様からは、「家の雨樋が歪んでいて、雨が降ると水が溢れてくる」というご相談をいただきました。
早速、屋根の現地調査を実施したところ、軒樋が全体的に歪み、一部は外壁から離れてしまっている箇所が確認できました。
この歪みが原因で、集めた雨水を適切に排水できず、途中で溢れてしまう状態でした。
雨樋は、屋根から落ちる雨水を効率よく地面に流すための重要な設備です。
この雨樋は、主に「軒樋(のきどい)」と「縦樋(たてどい)」の2つの部分で構成されています。
軒樋は、屋根の軒先に取り付けられている、横向きの樋です。
屋根から流れてくる雨水を受け止め、一箇所に集める役割を担っています。
一方、縦樋は軒樋で集められた雨水を地面まで流すための、縦方向の樋です。
この2つの樋が連携することで、建物に雨水が直接当たるのを防ぎ、外壁の汚れや劣化、土台部分の浸食などを防いでいます。
軒樋は、雨樋の中でも屋根の軒先に設置され、屋根から流れ落ちる雨水を受け止める役割を担っています。
今回のような軒樋の歪みは、主に以下の理由が考えられます。
✅経年劣化
40年という長い年月、紫外線や風雨にさらされることで、プラスチック製の軒樋は徐々に劣化し、弾力性を失います。
特に、夏場の高温と冬場の低温を繰り返すことで、素材の収縮・膨張が起こり、歪みにつながります。
✅雪や氷の重み
冬場に軒樋に積もった雪や、軒樋内で凍結した水の重みによって、軒樋が耐えきれずに歪んでしまうことがあります。
現地調査の結果、軒樋が全体的に歪んでおり、部分的な補修だけでは根本的な解決にならないと判断しました。
軒樋の機能を完全に回復させるため、軒樋の交換工事をご提案しました。
新しい軒樋を設置する際は、雨水の流れを計算し、水勾配(水の流れる傾斜)をしっかりと付けて設置することが重要です。
雨樋は、普段あまり意識することはありませんが、建物を雨水の被害から守るために欠かせない存在です。
軒樋が歪んだり、詰まったりしたまま放置すると、雨水が外壁を伝い、雨漏りや基礎の劣化につながる可能性があります。
「雨が降ると雨樋から水が溢れる」
「雨樋が歪んでいるようだ」
など、少しでも気になることがあれば、早めの点検をおすすめします。
街の屋根やさん福岡西店では、雨樋の無料点検・お見積もりを行っております。お気軽にご相談ください。
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