
2025.06.25
調査のきっかけ みなさま、こんにちは!街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です!本日は、糸島市で実施した屋根の調査をご報告いたします!「瓦屋根の老朽化が気になる。テラスとカーポートの屋根も新しくしたい。」とご相談いただき、さっそく調査へ行ってきました。お調べした結果、以下のような症…

築35年の瓦屋根住宅にお住まいのお客様から、「屋根の端にあった金属の板が外れて落ちていた」とのご相談をいただきました。
これまで屋根のリフォームを一度もされたことがなかったとのことで、ご自身では詳しい原因も分からず、大きな工事になるのではとご不安の様子でした。
当店では、すぐに現地調査を実施。状況を確認した上で、お客様のご希望に沿った最小限かつ確実な補修工事をご提案しました。
現地調査を行ったところ、以下のような症状が確認されました。
ケラバ板金(屋根の端の板金)が完全に落下
板金を固定していた貫板(ぬきいた)が腐食し、ボロボロになっている状態
その他の板金部分では、棟板金の釘の浮きや軽度のサビも見受けられました
ケラバ板金は、風の影響を受けやすい屋根端部に設置されているため、固定材である貫板が腐食すると、台風や強風時に外れて落下する危険性があります。
築年数が30年を超えてくると、雨水や湿気によって木材が徐々に劣化し、今回のような症状が起きやすくなります。
今回のお客様は、「予算面や生活への影響を考えると、大掛かりな工事はできれば避けたい」とのご希望をお持ちでした。
そのため、当店では以下のようなピンポイント補修をご提案しました。
落下したケラバ板金周辺を調査・清掃
腐食していた既存の貫板を撤去し、新しい木製貫板を設置
新設した貫板の上から新たなケラバ板金を取り付け
強風に耐えられるよう、ステンレスビスでしっかりと固定
この作業には屋根の軒先での作業が必要だったため、高所作業車を使用して安全に施工しました。
屋根上の棟板金に浮きが見られたため、釘を打ち直して固定力を回復
放置してしまうと…
台風や突風で他の板金も飛散
通行人や近隣住宅への被害
雨水の侵入による屋根下地の腐食
といった、二次被害・三次被害に繋がる恐れがあります。
板金は屋根の仕上げ材でありながら、建物を守る大切な役割を果たしているため、異常を見つけた場合は早めの対応が重要です。
梅雨明けから秋にかけては、台風やゲリラ豪雨が頻発する時期。
瓦屋根や板金屋根などに使われる貫板や板金部材の劣化は、放置せずに点検・補修を行いましょう。
戸建て住宅はもちろん、アパート・店舗・工場にも対応
現地調査・お見積り無料
強風・台風対策のご相談も可能
「屋根に不安がある」「異常を見つけたけどどうしていいか分からない」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
今回ご紹介したのは、小郡市にある築35年・瓦屋根住宅での施工事例です。
これまで屋根のリフォーム歴がなく、初めての不具合として「ケラバ板金の落下」というトラブルが発生。調査の結果、板金の下地である貫板が腐食していたことが原因でした。
お客様の「なるべく大掛かりな工事は避けたい」というご希望に応じて、
貫板の交換と新しい板金の設置という必要な範囲に絞った補修工事を実施。
さらに、棟板金の釘浮きにも対応し、屋根全体の安全性を高めるメンテナンスが完了しました。
これから台風シーズンが本格化する前に、屋根の点検・補修を行うことは建物の寿命を延ばし、安心な暮らしを守るための大切な備えです。
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