糟屋郡篠栗町にお住まいのお客様より、「築年数が経っていて、屋根の見た目がかなり傷んできたように感じる」とのご相談をいただきました。
現地調査をご希望とのことで、ドローンによる屋根全体の点検を実施しました。
屋根材にはコロニアル(スレート屋根)が使用されており、長年の風雨や紫外線の影響を受けている様子がうかがえました。
苔・藻の広範囲な繁殖
特に北側と思われる面にびっしりと苔が付着しており、水分が長く滞留していることが推察されます。
屋根材の変色・表面の白化
紫外線による塗膜の劣化で、本来の色味が失われ、全体が白っぽく見える状態になっていました。
スレートの欠け・端部の摩耗
部分的に屋根材の角が欠けていたり、割れが見られる箇所がありました。
これにより、雨水の浸入やさらなる劣化が進行するリスクが高まっています。
こうした劣化症状を放置しておくと、以下のような問題につながります。
雨水が屋根材の隙間から浸入し、防水シートや野地板の腐食
屋根の断熱性能・耐久性が低下し、室内環境への悪影響
美観の悪化により、資産価値の低下
特に苔や藻の繁殖は、雨水を含みやすく屋根材の乾燥を妨げるため、劣化のスピードを早める原因になります。
現地調査の結果から、既存屋根の状態を踏まえて、屋根塗装ではなく「屋根カバー工法」をご提案いたしました。
既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材(主に金属製)を重ね張りする工法です。
費用を抑えながら、断熱性・耐久性・防水性を同時に向上させることができます。
苔や藻の繁殖、欠けのあるコロニアル屋根は、再塗装しても長期耐久性が見込めない
下地はまだしっかりしているため、解体工事をせずに上から施工可能
築40年と築年数が経っているため、この機会に屋根寿命をしっかり延ばしたいというお客様のご要望にマッチ
糟屋郡篠栗町のこちらの物件では、築40年という経年による自然劣化が全体的に進行していました。
苔や藻、欠けといった症状は、見た目の問題にとどまらず、構造内部の劣化や雨漏りリスクに直結する重大なサインです。
「塗装で済むかな?」とお悩みの方でも、状態によっては塗装よりもカバー工法の方が経済的で効果的な場合もあります。
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