2025.11.24
✅福岡市早良区の屋根工事を検討している方へ|屋根を重ねて雨漏りへの不安を一掃!屋根カバー工法こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 これまでの記事で追ってきた福岡市の3階建スレート屋根の事例は、塗装後4年での早期劣化、縁切り不足、そして複雑な天窓・ドーマー構造が原因で、深刻な雨…
今回ご紹介する福岡市の3階建住宅の事例は、屋根リフォームを検討されているすべての方にとって、重要な教訓を含んでいます。
お客様は4年前に他社で屋根塗装を実施されたばかりでした。
しかし、塗膜はすぐに剥がれ、屋根は早期に再劣化。
さらに、3階天井には雨漏りのシミが確認されるという、安心を買ったはずのリフォームが、かえって深刻な危機を招いた典型例です。
私たちの調査によって、この早期劣化と雨漏りリスクの根本原因が、前回の業者が行った「施工不良」、特に「縁切り不足」にあったことが判明しました。
本記事では、この事例を基に、屋根リフォームにおける施工不良の恐ろしさと、失敗しないための教訓をお伝えします。
4年前に数十万円をかけて屋根塗装をしたが、すぐに塗膜が剥がれ、ひどく傷んだ状態に。
特に、雨のたびに3階の天井にシミが見えるようになり、前回工事への不信感と雨漏りへの強い不安を抱えていらっしゃいました。
スレート屋根の塗装工事で縁切りを行わないと、塗料が屋根材の重なり合った隙間を完全に塞いでしまいます。
この隙間は、雨水や結露を外部に排出するために不可欠な通路です。
この通路が塞がれた結果、雨水が屋根材の下に溜まり、逆流して建物内部に侵入し、雨漏りにつながるという最悪の事態を引き起こしていました。
すなわち、お客様が感じていた早期の劣化や雨漏りの不安は、屋根材の寿命だけでなく、専門知識と技術を持たない業者による施工失敗が原因だったのです。
「縁切り」は、スレート屋根の塗装において、防水機能を維持するために絶対に必要な工程です。
縁切りの定義
塗膜が乾いた後に、屋根材の重なり目にタスペーサーという部材を挿入するか、手作業でカッターを入れ、水の排出路を確保することです。
縁切り不足の危険なメカニズム
塗料が隙間を塞ぐ → 溜まった水が排出されない → 毛細管現象や水圧で水が上向きに逆流する → 防水シートを突破し雨漏り発生。
この施工不良は、雨漏りという建物の寿命に関わる深刻な問題を引き起こすため、リフォームの際は特に注意が必要です。
既存の屋根を撤去せずに、その上から片面粘着ルーフィングと高性能な金属屋根材「スーパーガルテクト(シェイドブラック)」を重ね葺きしました。
これにより、前回の施工不良によって破綻した防水層を、新しい防水シートと屋根材で完全に覆い隠し、二重の防水ラインを構築。
同時に、天窓・ドーマー周りの防水処理も徹底的にやり直し、建物の安全と価値を取り戻しました。

前回の別の業者にて行った屋根塗装の際に「縁切り」が行われていなかった!施工不良を発見、すぐに再劣化した屋根。
雨漏りの兆候もあったため、屋根カバー工法で住宅寿命を延ばす工事を実施しました。
・工法:屋根カバー工法
・採用屋根材:スーパーガルテクト
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