宇美町にて強風でスレートの破片が落下。屋根カバー工事における高圧水洗浄
街の屋根やさん福岡西店です！
本日は、糟屋郡宇美町で実施した屋根のカバー工事をご報告いたします！
「強風で屋根と思われる破片が落ちてきた。他にも問題がないか調べてほしい。」とのことで調査した結果、劣化が見つかり、カバー工事を行うことになりました。
落下してきた破片は、大人の手のひらくらいの大きさで、屋根材のスレートが欠けたものでした。
屋根の劣化だけでなく、雨漏りしていないか、他に問題はないかと心配されていました。
お客様宅の屋根は、セメントと繊維を混ぜて作られた板状の屋根材「化粧スレート」が使用されていました。
雨水を吸収した化粧スレートは、晴れた日に乾燥して収縮し、また雨が降ると水を吸い込んで膨張します。
膨張と収縮を繰り返すことで、ひび割れや今回のような破損を引き起こしてしまいます。
今回、雨漏りは確認されませんでしたが、化粧スレートに色褪せやひび割れ、破損が生じていることから、カバー工事を行うことになりました。
【前回までのブログ】
・宇美町にて「破片が落ちてきた」天窓付きスレート屋根のカバー工事にともなう現地調査
古い屋根がそのまま残されるため、工事前には必ず高圧水による洗浄を行います。
屋根に付いたカビや苔などの汚れ、古くなった塗膜を高圧水（水道水のおよそ25～75倍の約150kgf/c㎡）で削ぎ落としていきます。
汚れがひどい場合は、専用のバイオ洗浄液を使ってバイオ洗浄を行うこともあります。
詳しくは以下の記事でも解説しておりますので、屋根のカバー工事または塗装をお考えの方はぜひ読んでみてください。
▼屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ
▼屋根塗装・外壁塗装の塗料についての基礎知識
採光やデザイン性から、天窓をつける方は多いですが、じつは、天窓は雨漏りのリスクがとても高いのを知っていましたか？
天窓は屋根に穴を開けて設置されるので、接合部分や部材にすき間が生じ、雨漏りしやすいのです。
以下の記事では、天窓の雨漏りとメンテナンス方法について解説しております。
もしご自宅の屋根に天窓が付いていたら、劣化していないか、雨漏りの危険がないかチェックしてみてください。
▼天窓の交換、メンテナンスで雨漏りなどのお困り事を全て解決致します！
ルーフィングは、屋根の防水を支える非常に重要な部材です。
雨漏りを防いでくれる屋根に欠かせないルーフィングは、以下の記事で詳しく解説しておりますので、こちらもぜひ読んでみてください！
▼雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
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