塗装のきっかけ

こんにちは！
今日と明日の2日間は、糟屋郡久山町で行った屋根と外壁の塗装工事をお伝えしていきます！

ご相談くださったのは、糟屋郡久山町にお住まいのご夫婦。
ここ2、3年で屋根の色褪せが気になり出し、築年数も経っていたことから、「そろそろ工事しよう！」とお問い合わせくださいました。
現地調査の結果、屋根と外壁の塗膜に劣化が見られたため、屋根と外壁の塗装をまとめてご提案しました。

外壁と屋根の塗装工事をまとめて実施するお客様はとても多くいらっしゃいます。
工事をまとめると、足場費用や業者とのやり取りの手間の節減、また工期の短縮など、メリットがたくさん！

本日は、まとめて行った屋根と外壁塗装工事において、高圧水洗浄から下塗りまでの作業工程を写真とともにご紹介します。

塗装工事の様子

高圧水による洗浄

塗装工事に欠かせない、高圧水での洗浄の様子です。
日々、雨風や砂埃にさらされている屋根と外壁は、思っているより汚れています。
素人判断での水洗いや拭き取りは、かえって塗装面を傷めてしまいかねません。

塗装前には、表面を傷つけずに汚れだけを落とす高圧水洗浄を必ず行っています。

屋根と軒天もしっかりと高圧水洗浄を行います。
高所作業を伴う危険な工程ですが、熟練の職人が隅々まできれいに汚れを落としていきます。

ケレン作業

続いては、ケレン作業の様子をお伝えします。
ケレン作業とは、塗装面にあえて凹凸をつける作業のことで、塗料の密着性をアップさせ、塗装面を強化する役目を果たします。
金属のさびや高圧水洗浄だけでは落としきれない汚れなども、ケレン作業で削り落とすことができます。

外壁だけでなく、戸袋や門扉もケレン作業を念入りに行います。
たかがケレン、されどケレン。
塗装前の抜かりない下準備が最終的な出来栄えに直結するので、しっかりと擦っていきます！

さび止めの塗布

さて、高圧水の洗浄とケレン作業を終え、次の工程はさび止めの塗布です。
さび止めとは、その名の通り、金属のさびを防止する塗料のことです。
屋根の棟板金や外壁下部の水切など、さびやすい箇所にさび止めを塗っていきます。
広い面はローラーで、ローラーが入らないような細く小さいところには刷毛を使います。

金属製の排気口も抜かりなく塗布します。
今回は門扉も塗装するので、さび止めを塗っていきますよ。

下塗り

いよいよ下塗りの工程に入りました。
今回塗装する屋根材は、スレートです。
スレートとは、セメントと繊維質を混ぜて圧縮・成形した厚さ5mmほどの薄い屋根材で、一般的な住宅の屋根に広く利用されています。
紫外線や雨水にさらされ続けたスレートは、苔や藻による色褪せや変色を起こしやすいのが特徴です。

外壁と軒天に下塗りしているところです。
高圧水による洗浄とケレン作業、さび止めをしっかり行っておいたので、塗料がムラなくピッタリと密着しています。

本日は、糟屋郡久山町での屋根と外壁の塗装工事の様子を、高圧水洗浄から下塗りまでお伝えしました。
次回は、上塗り工程と使用した塗料についてご報告いたします！

▼次回のブログ
・糟屋郡久山町で色褪せたスレート屋根と外壁を超低汚染リファインで塗装｜上塗り工程と塗料を解説