雨漏り調査のきっかけ

みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店　店長の下田です！

本日は、福岡市博多区美野島で実施したスーパーマーケットの雨漏り調査をご報告いたします。

「天井に広がる雨染みが気になる」とのご相談をいただき、現地調査にうかがいました。
店舗内を確認したところ、天井には黒ずんだ雨染みが広がっており、一部には天井材の剥がれも見受けられました。
老朽化がかなり進んでいる様子で、衛生面や安全面、さらに来店されるお客様への印象にも影響が出かねない状態でした。

屋根は、工場や倉庫などで多く見られる金属製の「折板屋根」が使用されており、継ぎ目やボルト部分の劣化が原因とみられる雨漏りの兆候を確認しました。
お客様には、調査結果をご説明のうえ、火災保険を活用した雨漏り修理のご提案をさせていただきました。

雨漏り調査の結果

雨漏り状況

店舗内の天井には、広範囲にわたる黒い雨染みが確認されました。
特に生鮮食品売場付近の天井ボードに顕著で、天井材の継ぎ目や照明周辺を中心に、じわじわと広がるような染みが形成されています。

湿気によるカビの発生も懸念され、衛生面・安全面だけでなく、来店客への印象にも悪影響を及ぼす可能性があります。
このような症状は、屋根材や防水層の劣化、ボルト部からの漏水などが原因であることが多く、早急な対策が必要とされる状況です。

折板屋根の劣化状態

屋根は、金属製の折板屋根で構成されており、全体的に経年劣化が進行している状態でした。

【確認された劣化症状】

• 屋根材表面の錆
  塗膜の剥がれや変色が見られ、金属表面が露出して赤錆が発生している

• ボルト部分の錆と腐食
  雨水がボルトまわりのすき間から浸入し、漏水につながっている可能性がある

• 屋根材の穴あき
  錆による貫通が雨水の直接的な浸入経路と考えられる

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屋根の表面塗膜が剥がれ、酸化によって赤錆が広範囲に広がっているのが確認できます。
金属が薄くなって穴の縁が錆によって崩れかけており、雨水が屋内へ直接浸入している状態でした。

これは、典型的な「錆食穴（さびしょくけつ）」と呼ばれる現象です。
錆食穴とは、金属の屋根や壁に小さな穴や深いくぼみができてしまう劣化症状のことで、長年の雨・湿気・空気・塩分などの影響により、金属の内部まで錆が進行することで発生します。

一見すると小さな穴でも、内側では腐食が広がっており、目に見える以上に劣化が深刻な場合があります。
また、表面を軽く触っただけではわからないことも多いため、専門的な調査や判断が必要となる重要な劣化サインなのです。
このような状態が放置されると、雨漏り被害の拡大や構造材への影響も懸念されるため、屋根材の交換や部分張り替えによる早急な対応が必要です。

店舗や商業施設の雨漏りは、営業への支障やお客様への影響にもつながる重大な問題です。
雨染みや天井の剥がれ、異臭など、少しでも気になる症状がありましたら、早めの点検・修理が大切です。

そんな時は、ぜひ街の屋根やさん福岡西店にご相談ください！
弊社では、火災保険を活用した雨漏り修理のご提案もいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください！