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現場ブログ
福岡市南区で豪雨で雨漏りした傷みの激しい瓦屋根をコーキング補修

屋根工事のきっかけ

こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です！

本日は、福岡市南区で実施した屋根瓦の雨漏り修理をご報告いたします！
「断続的に続いていた集中豪雨で雨漏りして困っている」とご依頼があり、調査へうかがったところ、
瓦に欠けや崩れなどいくつも劣化が見つかりました。
防水シートもかなり傷んでいたため、雨漏り修理として防水シートと瓦の補修を行いました。

今回は、瓦の補修作業をお伝えしていきます。

【前回までのブログ】
・福岡市南区で集中豪雨による雨漏り、瓦とルーフィングの劣化が著しい屋根の現場調査
・福岡市南区にて防水機能を果たせず雨漏りを引き起こしていたルーフィングの交換

工事の様子

瓦の補修作業

防水シートが新しくなり、屋根瓦の設置まで終わったところで、工事の最終工程に入ります。
コーキング剤を充填して、雨水の浸入口となっていたすき間をふさいでいきます。

コーキング剤は、サッシや浴室などのすき間を埋めるために使われるものとして知られていますが、じつは屋根の補修にも有効です。
今回は、経年劣化による傷みがひどかった防水シートをすでに交換済みで、仕上げとして屋根瓦の劣化箇所の補修を行いました。
コーキング剤を充填したら、ヘラを使って表面をならすことで、雨水の浸入するすき間を完全にふさぎます。
なお、コーキング剤の寿命は瓦に比べると5年〜10年と短く、年月とともに必ず劣化していくため、定期的なメンテナンスが必要と覚えておいてくださいね。

補修跡のないきれいな屋根瓦

補修跡がわからないほどきれいに仕上がりました。
瓦を外し、防水シートを交換したとは思えないですよね。

瓦は寿命が長いため、メンテナンスがいらない屋根材と思っている方は多いのではないでしょうか。
たとえ屋根材が丈夫だったとしても、中に敷かれている防水シートや下地材は徐々に劣化していくものです。
劣化した防水シートは、雨水を防ぎきれなくなり、下地材を傷めることにつながります。
雨漏りが発生したときは屋根のメンテナンス時期と考え、早めに適切な修理を行うことが大切です。

瓦屋根の修理のタイミング

（写真はホームページより引用）

瓦の耐用年数は非常に長く、素焼きの瓦で40～50年以上、釉薬を塗布した陶器瓦では60年以上といわれています。
しかし、瓦の下に敷かれている防水シートや下地材、漆喰といった屋根部材の寿命は、長くても20年程度です。

耐用年数を過ぎた防水シートは、当然防水性能が低下し、地震や雨水の浸入などによってずれたり下地材から剥がれたり、今回のように破けて穴が開いてしまうこともあります。
劣化が進めば、雨漏りに直結してしまうため、早急な修理が必要になります。

雨漏りしてしまった瓦屋根の修理には、瓦を再利用する葺き直し工事、もしくは丸ごと新しくする葺き替え工事があります。
以下の記事では、それぞれの工法について詳しく解説していますので合わせて読んでみてください。
▶︎これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し
▶︎屋根葺き替えの事例と費用をご紹介！カバー工事とどちらがおすすめ？

瓦屋根の雨漏りに困ったときは、まず街の屋根やさん福岡西店までお問い合わせください！