こんにちは！街の屋根やさん福岡西店です。

今回は、糸島市のスレート屋根住宅にお住まいのお客様から、
「屋根についている天窓（トップライト）を新しく交換したい」とのお問い合わせをいただき、現地調査に伺いました。

天窓は、自然光を室内に取り入れる便利な設備ですが、築年数が経過したものでは、
✅ ガラスの断熱性が落ちている
✅ パッキンが劣化して雨漏りが発生している
✅ 窓が開閉しづらくなっている
などの不具合が起きやすくなります。

この記事では、天窓交換工事の流れ・施工手順をできるだけ詳しく、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

天窓交換のきっかけとは？

糸島市にお住まいのお客様は、以下のご相談をされていました。

・天窓のまわりに雨じみがある
・ガラスが結露しやすくなった
・風の強い日にヒューヒューと音が鳴る
・室内が暑く、断熱性能の高い新しい天窓に変えたい

📌 こうした症状は、天窓の寿命（20～30年）を迎えているサインかもしれません。
雨漏りが発生してしまう前に、早めの交換を検討されるのが安心です。

天窓交換工事の施工手順

天窓の交換は、既存の天窓を取り外し、新しいものを同じサイズで設置する作業です。
以下に、一般的な天窓交換の手順を詳しくご紹介します。

足場の設置・養生

まず、安全に作業を行うために、屋根のまわりに足場を設置します。
天窓周辺は高所での作業となるため、落下防止と屋根の保護のためにしっかりと養生を行います。

既存の天窓の取り外し

つづいて、既存の天窓本体を丁寧に取り外します。

・天窓はビスや金具で屋根に固定されており、ガラスや枠を一つずつ外していきます
・周囲の屋根材（スレート）や防水シートにも気を配りながら、構造を傷めないように撤去します

📌 雨漏りが発生していた場合、窓の下地や防水紙が劣化していることがあるため、状態をチェックし必要に応じて補修を行います。

開口部まわりの補修・下地の調整

・天窓を外した後、屋根の開口部(窓を取り付ける穴)の寸法確認や下地材の補強を行います。
・劣化していた木部がある際には、部分的に木材を交換し、新しい天窓がしっかり固定できるように整えます。

新しい天窓の設置

新しい天窓をメーカー指定の取り付け方法に従って取り付けます。

・本体の取り付け後、防水処理を行い、雨水が入らないように防水シートで開口部をしっかり覆います。
・天窓まわりのスレート屋根材を元通りに戻し、必要に応じて一部交換も行います。

📌 天窓の種類によっては、「開閉タイプ」や「FIXタイプ（開かない）」があり、お客様の使い方に合ったものをご提案可能です。

雨仕舞と仕上げ

雨仕舞とは、雨水が屋根からしっかり流れるように処理する作業のことです。

・天窓まわりのコーキング（防水材）処理
・屋根材との継ぎ目部分の板金・水切りの取り付け

📌 この工程を丁寧に行うことで、将来的な雨漏りリスクを大きく軽減できます。

作業完了

・最後に天窓の開閉確認・見た目のチェック・清掃を行い、施工完了です
・必要に応じて、屋内側のクロスや内装の仕上げもあわせてご案内可能です

どんな時に天窓交換を行うべき？

・面窓まわりに雨じみやカビがある
・天窓のガラスが曇る、結露が多い
・昔の天窓で断熱性能が心配
・窓の開け閉めがしにくくなった
・メーカー廃盤で部品交換ができない

📌 天窓の寿命はおよそ20～30年とされています。
経年劣化が気になったら、屋根調査と一緒にご相談いただくのが安心です。

まとめ

・糸島市のスレート屋根の住宅で天窓交換工事のご相談を受け、現地調査を実施
・天窓の交換では、既存の窓の取り外しから新設、防水処理、雨仕舞まで対応可能！
・天窓の寿命は20年〜30年
・断熱性、防水性、快適性の向上が期待できます。
・現在、雨漏りしていなくても、古い天窓を交換することで安心が手に入ります。