糟屋郡志免町、築60年の瓦屋根住宅を調査｜屋根全体の劣化で台風や強風に耐えられない状態
2025.07.01
「屋根の劣化が気になって…」「瓦が古くなってきているようで心配」そんなお悩みを抱えていらっしゃった糟屋郡志免町のお客様より、現地調査のご依頼をいただきました。 ご自宅は築60年以上の歴史ある瓦屋根の住宅です。今回は屋根全体の状態を調査し、張り替え（葺き替え）を検討さ…
福岡市城南区にて防水シートを敷設後、軽量な金属屋根材ガルバリウム鋼板へ葺き替え
街の屋根やさん福岡西店です！
本日は、福岡市城南区で実施したスレートから金属屋根への葺き替え工事をご報告いたします！
「色褪せが目立つのでリフォームしたい。屋根の軽量化もできたら嬉しい。」とお問い合わせいただき、葺き替え工事を行いました。
現地調査では、色褪せやひび割れなどさまざまな劣化が見受けられ、軽量化もご希望とのことでしたので、軽くて丈夫な金属屋根材として知られるガルバリウム鋼板を採用いたしました。
今回は、葺き替え工事における防水シートの敷設の様子をお伝えするとともに、使用したガルバリウム鋼板について紹介していきます！
屋根の劣化が気になるけれど、大きな工事なのでなかなか踏み出せない…という方は、以下の記事も参考に、葺き替えやカバー工事をご検くださいませ。
▼屋根葺き替えの事例と費用をご紹介！カバー工事とどちらがおすすめ？
▼屋根葺き替えと屋根カバー工法 どちらを選ぶのが正解？
3つのうちどれか一つでも不具合が起きていると、雨漏りやその他の屋根のトラブルにつながってしまいます。
防水シートは、屋根の防水の要であり、雨漏りを防いでくれているとても重要で不可欠な存在なんです！
「ルーフィング」や「防水紙」と呼ばれることもありますが、意味はどれも同じで、屋根の防水機能を果たすシート状の部材を指しています。
防水シートの耐用年数は、種類によって異なりますが、だいたい15～20年とされています。
中には60年を超える寿命を持つものもありますが、深刻な雨漏り被害や屋根の劣化を招かないためにも、耐用年数を待たずに交換するのが望ましいといえるでしょう。
差し掛け屋根は、外壁との接合部から雨漏りしやすいため、端まですき間なくピッタリと貼ることが重要です。
この段階で防水シートにずれや歪みやあると、雨水の浸入口になってしまうので、職人が手作業で丁寧に施工していきます。
以下の記事では、雨漏りしやすい差し掛け屋根と防水シートの重要性について解説しておりますので、合わせてご一読くださいませ。
▼雨漏り発生箇所ランキング2位！差し掛け屋根で雨漏りが起きる原因と補修方法
▼雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性と お薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
今回の葺き替え工事では、屋根の軽量化も希望されていたため、軽くて丈夫な金属屋根材のガルバリウム鋼板を使用しました。
ガルバリウム鋼板と聞いて、「聞いたことはあるけど、どんな素材なの？」と思った方も多いのではないでしょうか。
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の合金をめっきした鋼板のことです。
（JIS規格では「溶融55%アルミニウム－亜鉛合金めっき鋼板」と呼ぶ）
最近知名度が上がってきたガルバリウム鋼板ですが、歴史は意外と長く、1972年にアメリカで開発された10年後の1982年、日本で初めて製品化されました。
ガルバリウム鋼板は、トタンの4倍錆びにくいといわれており、重量はスレートの1/3、瓦の1/10という驚異の軽さも人気の理由の一つです。
次回は、そんな軽量で錆に強く丈夫なガルバリウム鋼板の屋根材を設置をお伝えします。
葺き替え工事をお考えの方、金属屋根が気になったという方は、ぜひ街の屋根やさん福岡西店にお問い合わせください！
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