防水工事のきっかけ

みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です！

本日は、糸島市で実施した3階建て住宅の雨漏り修理をご報告いたします！

「風が強いとき、雨が多いときに雨漏りする。窓際のクロスも剥がれている。」とご相談をいただき、まず調査を行いました。
3階建てのお客様宅は、屋上がバルコニーになっていました。
外壁を伝う広範囲の雨漏り原因として、バルコニーの防水層の劣化が疑われました。

今回は、面積の広いルーフバルコニーや屋上に最適な「X-1工法」と呼ばれるウレタン防水工事を実施しました。

ウレタン防水やX-1工法を、初めて聞いた方も多いですよね。
工事の方法や具体的にどのような工程なのかも合わせてご紹介していきますのでご安心くださいね。

防水工事の様子

下地調整とプライマーの塗布

今回実施したウレタン防水工事のX-1工法とは、下地に通気性のあるシートを張り、その上にウレタン樹脂塗料を塗って防水層を形成する工事です。
直接塗料を塗らず、シートを介することで、建物の動きに影響されない丈夫な防水層に仕上がります。
内部の水分を逃がせる構造になっているため、塗膜の膨れも防いでくれます。
今回のような、ルーフバルコニーや屋上など面積の広い場所の防水工事に最適な工法です。

写真は、まず下地を整え、プライマーを塗布しているところです。
表面処理が終わったら、シート張っていきます。

絶縁シートの敷設

ウレタン樹脂塗料を塗る前に、無数の穴が開いた絶縁シートを張っているところです。
塗膜と下地が密着しない状態にすることで、内部に含まれた水分や空気が溜まらず適切に排出される仕組みになっています。
なお、シートがあるからといって、凹凸が生じたり、歩行に影響が出たりするようなこともないので安心です。

シートが張り終わりました。
シートのおかげで、水分や湿気がこもる心配が少なく、塗膜の膨れなどが起きにくくなります。
防水層が割れにくいX-1工法は、長期間にわたって防水効果を発揮してくれるので、メンテナンス頻度も少なく済みますよ。

防水工事とウレタン防水については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひこちらも合わせてご一読くださいませ。
▼【防水工事】ベランダ・バルコニー・陸屋根に！種類を比較
▼ウレタン防水とは？メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程

次回は、ウレタン樹脂塗料の塗布工程に入ります。
防水工事が完成したバルコニーの姿をお楽しみに！
屋上やバルコニー、ベランダの防水工事は、街の屋根やさん福岡西店におまかせください！