2026.03.01
こんにちは!街の屋根やさん福岡西店です。 今回ご相談をいただいたのは、福岡市博多区の由緒ある住宅街にお住まいのお客様です。築50年という長い年月、ご家族を守り続けてきた瓦屋根ですが、「最近、近所でも屋根のリフォームが増えてきたし、自分の家も一度プロに見てほしい。必要なら葺き替えの…
築年数が経過した瓦屋根のメンテナンスや、突然の雨漏りにお困りの方へ。
「古い家だから、屋根を直すのも大変そう……」
「雨漏りしているけれど、どこから手をつければいいのかわからない」と、不安を抱えてはいませんか?
今回は、糸島市で行った築60年の住宅における「徹底屋根診断」の事例をご紹介します。
半世紀以上にわたってお住まいを守り続けてきた屋根の「真の姿」と、私たちがなぜ「葺き替え(ふきかえ)」をご提案したのか、その理由を詳しく解説します。
| 物件 | 糸島市 |
| 築年数 | 築60年 |
| 屋根の構成 | 主な屋根は「瓦屋根(陶器瓦)」、一部の下屋(げや:1階の屋根)などは「金属屋根」 |
| お悩み | 複数箇所からの雨漏り、天井のシミ、外から見える屋根のゆがみ |
一部に使用されていた金属屋根(トタンなど)は、塗装が完全に剥がれ落ち、全体に真っ赤なサビが広がっていました。
金属屋根はサビが進行すると紙のように薄くなり、最終的には穴が開きます。
この部分はすでに「塗装によるメンテナンス」が不可能なほど腐食が進んでいました。
屋根の裏側、外壁から外に突き出している「軒天」を見上げると、ベニヤ板が腐食して剥がれ落ち、大きな穴が開いていました。
これは、屋根の内部を伝ってきた雨水が、長年この場所に溜まり続けていた証拠です。
穴からは屋根裏の構造材が見えており、鳥や小動物が侵入するリスクも高い状態でした。
瓦(一次防水)
目に見える一番外側のバリアです。雨水の90%以上を流しますが、隙間があるため100%は防げません。
防水シート(二次防水)
瓦の隙間から入ったわずかな水を、家の中に入れないように樋へと流す「命のシート」です。
野地板(のじいた)
防水シートを載せるための木の板です。
ここが腐ると屋根が凹んだり、踏み抜いたりする危険があります。
今回のケースでは、「一次防水(瓦)」も「二次防水(シート)」も同時に寿命を迎えていたため、雨を止める術がない状態でした。
下地の寿命
瓦だけ綺麗に並べ直しても、その下の防水シートがボロボロであれば、すぐに別の場所から雨漏りが再発します。
構造材の保護
すでに軒天が崩れているということは、家を支える「木」が腐り始めているサインです。
今、根本から直さなければ、数年後には屋根が崩落するリスクがあります。
耐震性の向上
昔の重い瓦から、最新の「防災瓦」や「ハイブリッド瓦」に葺き替えることで、屋根の重さを大幅に減らすことができます。
これにより、地震の際の揺れを軽減し、お家をより安全に保つことができます。
✅ 葺き替え工事の内容
お客様は、調査時の写真とボロボロになった防水シートの実物をご覧になり、
「ここまでひどいとは思わなかった。このままでは先祖から受け継いだ家がダメになってしまう」と、
葺き替え工事の必要性を深くご理解くださいました。
築60年という節目での屋根工事は、決して安い買い物ではありません。
しかし、雨漏りを放置して柱や土台まで腐らせてしまうと、修理費は数倍に膨れ上がります。
街の屋根やさんでは、お客様のお住まいの状況を正直に、そして分かりやすくお伝えすることをモットーとしています。
「古い家だからと諦める前に、まずは現状を知ること」。それが、大切なお住まいを守るための第一歩です。
「雨漏りのシミがずっと気になっている」
「軒下から木屑が落ちてくる」
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