屋根に天窓をつける意味とは?天窓がもたらす効果とデメリット
天窓は、家の中に太陽の光を取り込んで
室内全体を明るくしてくれる効果があります。
設置位置にもよりますが、昼間は照明が必要ないほど明るくすることができるので、昼間の節電にも繋がります。
また夜には星空を見ることもできます。
外から天窓がついているお家を見かけると、家全体がとてもおしゃれに見えます。
また外からだけではなく、家の中からでも室内が明るく心地よく感じられます。
室内に太陽光が入ると健康にもよく、子どもの情操教育にも良いとされています。
天窓には固定式タイプと
可動式タイプがあります。
固定式の天窓は、窓が完全に固定されており開閉することができません。
ですので、太陽の光を取り込む採光のみの効果となります。
可動式の天窓は、窓を手動もしくは電動で開閉することができます。
窓を開けることによって、光を取り入れるだけではなく、屋内の換気や風通しをよくする効果があります。
また夏場は天窓から光だけではなく、直接熱も入り込んでしまうので天井に熱がこもりやすいのですが、可動式ではその熱を排出することもでき、夏でも通気性をよくすることができます。
屋根の瓦や塗装などと同様に天窓も風雨や紫外線に長年さらされるので劣化します。
天窓の窓ガラスと水切りの間のシール材や防水材であるエプロンの劣化、天窓の周りに落ち葉などが溜まることによって排水ができずにオーバーフローして雨漏りしてしまうことがあります。
また施工不良が原因でも雨漏りしてしまいます。
天窓は屋根についているだけであって窓であることに変わりありません。
室内と外との温度差が大きくなると、窓に結露がつきます。
天窓も同じく結露が発生することがあります。
その結露が垂れてきて、天井や壁などに結露の水痕が残ることがあります。
またその垂れてきた結露を雨漏りだと勘違いすることもあります。
他にも、掃除が屋根なので簡単にはできないため汚れやすかったり、雨音がうるさかったりします。
デメリットに対してちゃんと対策もあります。
しっかりした業者によってきちんとしたメンテナンスが行われていれば、雨漏りの心配はほとんどなくなります。
天窓のガラスには、紫外線(UV)カット効果や遮熱効果、防汚効果のあるものがあります。
そういった効果のあるガラスを使用することでほとんどのデメリットを解決することができます。
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