しかし、その愛らしい姿の下方には大量の糞が散乱します。
地面もさることながら、上階の軒天に巣を作られればその下の屋根の上にも糞が落とされます。
鳥の糞は種類によっても異なりますが、主成分は尿酸・タンパク質・アンモニア・ナトリウムなどと言われています。
糞の白い部分は尿で、タンパク質が変化した際に発生したアンモニアを尿酸として排出されます。
この尿酸が強い酸性であるため、付着した屋根などを腐食させてしまう原因になってしまいます。
さらに糞には細菌やウイルスが多く含まれており、乾いた後に風で舞って隙間や窓などから屋内に侵入したりすることで人がそれを吸い込んでしまい、アレルギーや肺炎などその他様々な感染症を発症してしまう恐れがあります。