温暖化対策に白い屋根にする取り組みクールルーフとは?
画像出典:Wikipedia
屋根の表面温度を抑えるように、反射率の高い明るい色の塗料で塗装したり、植物を植えたりして加工した屋根のことをクールルーフ(Cool Roof)と呼びます。日本の一般家屋ではまだまだほとんど存在が少なく、表立って知られておりませんが、バミューダ諸島のハミルトン市では屋根を白に塗って反射率を高め、遮熱効果を上げて室内温度を下げるための取り組みが10年ほど前から行われているそうです。
市内の街並みのほとんどが眩しいほどに白い屋根が立ち並ぶ景色を見ることができます。
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カリフォルニア州のローレンス・バークレー国立研究所の研究チームでは、黒に近い暗い色の屋根の日光反射率は10%~20%程度だそうですが、白色の屋根は70%~80%を宇宙空間に反射していると指摘しているそうです。
この研究結果から暗い色の屋根よりも明るい白い色の屋根の方が、家の中(室内)の温度が上がるのを抑えてくれる効果ができ、エアコンの使用コストの削減(節電)につながります。
白色塗装は外壁では、シンプルでデザイン性を損ないにくい扱いやすいカラーなので人気の高いものですが、汚れが目立ちやすいというのと、屋根となると紫外線や風雨などのダメージを外壁よりも強く受けやすいため、暗色よりも早く劣化しやすいというデメリットがあります。でも、そういったデメリットを払拭する防汚性や耐候性の高い塗料が最近は多くあり、専門の業者に依頼すればきちんとした施工で塗装されるので耐久性の心配はほとんどありません。
白い屋根で節電、省エネ、地球温暖化対策に貢献しようかとお考えでしたらぜひお気軽にご相談ください♪
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