「工場の屋根が錆びている」
「工場の天井から雨漏りが止まらない」
「外壁の劣化が気になる」
「外壁が汚れていて美観が気になる」…
このようなお悩みはありませんか?
工場は会社の資産であり、その健全な稼働を支える重要な建物です。屋根や外壁の劣化を放置すると、建物の損傷だけでなく、生産ラインへの影響、ひいては会社の信用問題にも繋がりかねません。
この記事では、工場の屋根工事の種類やメンテナンス時期、そして雨漏りや外壁劣化の原因と対策について詳しく解説します。
大切な工場を守るために、ぜひ最後までお読みください。
屋根材(屋根の形状) | メンテナンスの目安 |
折板屋根 | 15年〜30年 |
瓦棒屋根 | 20年程度 |
波型スレート屋根 | 10年〜20年 |
・色褪せ/塗膜の劣化
・サビの発生
・ボルト/ナットの緩みや脱落
・屋根の繋ぎ目(シーリング)の劣化
金属板を縦方向に配置し、その継ぎ目を「瓦棒」と呼ばれる部材で固定する屋根です。シンプルな構造で雨仕舞いが良く、緩勾配の屋根にも対応できます。ガルバリウム鋼板などの金属素材が使われることが多く、比較的軽量で耐久性も期待できます。
✅メンテナンス目安:20年程度
・色褪せ/塗膜の劣化
・サビの発生
・瓦棒キャップやハゼ部の浮き・剥がれ
・雨漏り
・棟板金の劣化
・色褪せ/チョーキング
・苔/カビ/藻の発生
・ひび割れ/欠け
・サビの発生
・雨漏り
もしお使いの工場が波型スレート屋根で、かつ2004年以前に建築された、または屋根が設置された場合、アスベスト(石綿)が含まれている可能性が非常に高いです。
アスベストは、飛散すると人体に深刻な健康被害を及ぼす恐れがあるため、その取り扱いには細心の注意が必要です。
アスベスト含有の可能性がある屋根の工事で特に重要なポイントは以下の通りです。
①工事前の徹底した調査が必要
・工事を始める前に、必ずアスベストの有無を専門業者に調査してもらう必要があります。これは法律で義務付けられています。
・この調査結果をもとに、最も安全で適切な工事方法を計画します。
②専門知識と許可をもつ業者に依頼
・アスベストを含む建材の工事は、国が定める「特別教育」を受けた作業員がいて、必要な許可を持つ専門業者でなければ行えません。
・飛散防止のための厳重な養生や、作業員の安全を守るための徹底した対策が求められます。
③粉じんの飛散を最小限に
・工事中はアスベストの粉じんが周囲に飛び散らないよう、作業場所を厳重に囲い、湿らせながら慎重に作業を進めます。
・高圧洗浄や電動工具の使用は避け、手作業で丁寧に除去するなど、安全な工法を選びます。
④廃棄物は厳格に処理
・アスベストを含む建材は「特別管理産業廃棄物」として、通常のゴミとは異なる方法で厳重に処分されます。
・安全対策のための工程が増えるため、工事期間も通常より長くなることをご理解ください。
工場の屋根工事には主に「カバー工事」と「葺き替え工事」があります。
お客様の工場の状況やご要望に応じて最適な工法をご提案いたします。
もし貴社の工場が波型スレート屋根で、かつ古い建物の場合、アスベストが含まれている可能性があります。アスベストは人体に有害なため、その取り扱いには特別な配慮が必要です。
このようなアスベスト含有の可能性がある屋根の改修において、私たちがお勧めすることが多いのが「屋根カバー工事」です。
✅屋根カバー工事がおすすめな理由
アスベスト飛散リスクを低減
既存のアスベスト含有屋根材を撤去せず、その上から新しい屋根材を重ねて設置するため、アスベストの粉じんが空気中に飛散するリスクを大幅に抑えることができます。これは、工場で働く皆様の安全、そして近隣環境への配慮という点で非常に大きなメリットです。
撤去費用と工期を削減
既存屋根材の撤去作業がないため、アスベスト含有建材の撤去にかかる高額な費用や、それに伴う長い工期を削減できます。これにより、工場の稼働を止める期間を最小限に抑え、コスト効率の良い改修が可能です。
もちろん、葺き替え工事であればアスベストを完全に除去し、より根本的な解決に繋がります。しかし、その分、飛散防止対策や特別管理産業廃棄物としての処分費用が発生し、工期も長くなる傾向があります。
貴社の工場の屋根の状態やご予算、稼働への影響などを総合的に判断し、最適な工法をご提案いたします。
✅アスベストに関する工事は、専門的な知識と経験が不可欠です。現地調査と適切な事前調査に基づき、安全かつ最適な工事計画をご提案させていただきます。安心してお任せください。
✅工場の屋根工事は、一般住宅の工事とは異なる注意点があります。
工場のような大規模な建物の屋根工事を行う場合、建築業許可(建設業法に基づく許可)を持っている業者であるかを確認することが非常に重要です。
無許可の業者に依頼すると、工事の品質や安全性に問題が生じるだけでなく、万が一トラブルが発生した場合の責任の所在が曖昧になる可能性があります。
福岡市で数多くの工場工事実績を持つ当社は、もちろん必要な許可を全て取得しておりますのでご安心ください。
✔️実績が豊富か?
工場の屋根・外壁工事は専門的な知識と技術が必要です。過去の工場での施工実績が豊富な業者を選びましょう。
✔️適切な診断をしてくれるか?
表面的な劣化だけでなく、下地の状態までしっかりと診断し、最適な提案をしてくれる業者を選びましょう。
✔️詳細な見積もりを出してくれるか?
工事内容や費用が明確に記載された見積もりを提示してくれる業者を選びましょう。
✔️アフターフォローは充実しているか?
工事後の保証や定期点検など、アフターフォローがしっかりしている業者であれば、長く安心できます。
私たちは、お客様の大切な工場を守るために、誠実な診断と高品質な施工をお約束いたします。
・屋根リフォーム会社を選ぶ6つのポイント
屋根や外壁の劣化を放置することは、会社の「顔」ともいえる建物の見栄えを悪くし、周囲に会社の信用にも繋がる可能性があります。また、雨漏りや外壁からの浸水は、製品や設備への損害、作業環境の悪化、ひいては従業員の安全にも影響を及ぼしかねません。
「屋根の一面にサビが広がり、穴が空いている」「劣化したシーリングで凌いでいる」「内樋が詰まり、雨水が溢れている」「外壁材が薄くなっている」といった状況は、まさに危険信号です。
「まだ大丈夫だろう」「費用が高いから後回しでいいか」と判断してしまうと、劣化が進行し、より大規模で高額な工事が必要になるケースがほとんどです。その場しのぎの補修では根本的な解決にはなりません。
工場の屋根や外壁は、過酷な環境にさらされ、時間とともに確実に劣化が進みます。特に雨漏りは、建物の構造体を傷めるだけでなく、生産活動にも甚大な影響を及ぼしかねません。
工場屋根のサビ、雨漏り、外壁の汚れ、外壁の劣化は、工場のSOSサインです。
工場の屋根材には波型スレート、折板、瓦棒などがあり、それぞれメンテナンス時期が異なります。
稼働しながらの工事を希望される場合はカバー工事が有効な選択肢です。
信頼できる業者に依頼しましょう。
福岡市で工場の屋根や外壁に関するお悩みをお持ちでしたら、ぜひ私たち「屋根工事・雨漏り専門店」にご相談ください。無料診断も承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
・建物種別:工場(鉄骨構造工場)
・築年数:30年以上
・工事内容:折板屋根のカバー工法
・使用材料;ヨドルーフ88
✅屋根のサビが広がっており、雨漏りや屋根の耐久性が不安だとご相談いただきました。
屋根カバー工法を実施しました。
✅この物件の詳しい施工事例記事を見る
・糸島市の工場屋根の劣化でお悩み野方へ|工場屋根の屋根カバー工法でサビを解決した施工事例
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