福岡市東区にお住まいの皆様へ。築40年の３階建住居で雨漏り調査をご紹介｜天井の雨じみ・陸屋根の劣化・折半屋根の穴を確認

築40年の住宅にお住まいのお客様から「屋根から雨漏りがしているので調査してほしい」とのご相談をいただきました。
2階のバルコニー付近から雨漏りしていると感じていたものの、実際には3階部分にある折半屋根にも穴が空いていることがわかり、複数箇所での劣化が進行している状況でした。

このお住まいは、もともとご実家として使用されていた建物で、現在はお客様が住み継いでおられます。
10年前にもお父様が雨漏り補修を行ったとのことですが、今回再び雨漏りが発生し、「今後も長く安心して住むための根本的なリフォームをしたい」と、街の屋根やさん福岡西店のホームページをご覧になってお問い合わせいただきました。

屋根調査①｜2階バルコニーは陸屋根、防水層に劣化

2階のバルコニーは「陸屋根（りくやね）」と呼ばれるフラットな屋根形状で、住宅やビルの屋上などに多く使用される構造です。
屋根勾配がほとんどないため、水はけを担う「防水層」の性能が非常に重要になります。

お客様がご自身で養生されていた箇所は、床面の防水層が剥がれ、塗膜の下に水が回っている状態です。

バルコニー床面に亀裂や塗膜の浮きが複数確認されました。
さらに、立ち上がり部分（壁との接合部）では、塗膜が膨れ上がっている箇所やクラック（ひび割れ）が見られ、現時点では雨漏りしていないものの、今後雨漏りにつながるリスクが非常に高いと判断されました。

屋根調査②｜3階屋根は折半屋根、腐食と穴あきが進行

3階部分には「折半屋根（せっぱんやね）」が使用されています。
これは、金属板を波型に折り曲げて強度を持たせた屋根材で、工場や倉庫、店舗の屋根によく用いられるタイプです。

調査では、屋根全体にサビの発生が広がっており、金属の劣化が進行している様子が確認されました。
さらに、数カ所に穴が空いている状態で、そこから雨水が建物内部に侵入していると見られます。

このまま放置すれば、雨水が下階まで浸透して構造体や内装を傷める恐れがあるため、早急な対処が必要です。

室内の状況｜1階天井にも雨漏り跡を確認

1階の天井部分では、すでに雨漏りの影響が明確に現れており、クロスのシミや変色、湿気によるダメージが見られました。
これにより、2階・3階いずれか、あるいは両方の屋根からの浸水が、時間をかけて1階まで達していることが推測されます。

よくある質問｜折半屋根と陸屋根ってどんな屋根？

👉・ 陸屋根の防水について詳しくはこちら

👉・ ベランダ・バルコニーで起こる雨漏りの原因と補修方法を解説

今後のご提案とまとめ｜信頼できる屋根リフォームの第一歩を

今回の福岡市東区の物件では、複数の屋根形状が組み合わさっている構造のため、適切な診断と専門知識が求められる案件でした。
お客様が「今後も安心して住みたい」「リフォームの知識がないから信頼できる会社に依頼したい」と感じられていたこともあり、街の屋根屋さん福岡西店では写真付きの詳細な調査報告書を作成し、工事プランを分かりやすくご提案しています。

「街の屋根やさん福岡西店」では屋根調査・お見積りを無料で実施中！

• 雨漏りが繰り返されて困っている

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そんな方は、まずは無料点検からお気軽にご相談ください。
安心して長く住み続けるための第一歩として、私たちが丁寧にサポートいたします。